ゴブリン論 プレイング編
2009年6月11日 レガシー コメント (3)さてさて、M10の衝撃的な改悪から一日
アクセス解析を見たら 「レガシー ゴブリン」って調べてくる人が結構いてるのですが
本当に参考になっているかは怪しいところですww
てか「クローサの戦長 レガシー デッキ」って検索ありましたが、これは何ですかね??
私はレガシーでビーストを使うデッキなんか作った事もないので悪しからず。
さて、本題の「ゴブリン論 プレイング編」ですが、正直プレイングの指南って言葉に表すの難しいんですよね。なので、説明がややこしく、分かり難い内容になると思いますが、ご了承下さい。
前置きはここまでで以下本文
具体的なプレイングの前にゴブリンで重要な事を説明します。
ゴブリンで超重要なのは初手です。初手で勝率が大きく左右します。
(60枚デッキの場合)7枚引いて初手に欲しいと思うカードが来る確率は約33%程あり、1ゲームに3回やれば1枚位は来るやろ!って計算になります。
ゴブリンの場合初手に欲しいと思えるカードは「従僕」もしくは「薬瓶」です。これのどちらかが来る確率は42%位あります。
ただし、マリガンを1回やると上記の2種が来る確率は約39%程度になりますが、それでも十分引ける確率なので初手に「従僕」か「薬瓶」がない場合は1回マリガンする方がいいと思います。(土地0とかなら別ですよ)
とりあえずどちらかがハンドにあり、後続が出そうならキープでOKです。
ただし重要なのが、1R目は初手が良くても瓶がなくラッキーとランド1、その他でスタートは厳禁です。
低マナに偏っているイメージが強いですが、ゴブリンはそれなりに重いのです。右手が光って土地引き続けれればいいのですが、そんな事は稀であり、ラッキーを対処されそのままアボンって事が多々起きます。1R目は2枚か3枚は土地がないとマリガンしても良いと思います。
さて、ようやくですが1T目の動きを解説します。(長かった・・・
1T目は上に書いたとおりラッキーか瓶があればどちらかプレイしましょう。
優先度的に言うと 瓶、ラッキー > ファナ って感じです。
基本的にはこの動きでOKです。ドレッジってわかってるならファナ1択ですけど
2T目は1T目の選択により異なります。
1T目に瓶を出したのなら確実にカウンターを載せ後続を展開できるだけしましょう。
カウンターを恐れてはいけません。瓶から出る生物は相手のエンド時に出しましょう。
ラッキーの場合は攻撃を通す事に専念します。除去を恐れてはいけません。
相手にクリーチャーが出てるなら可能なら除去しましょう。ラッキーを殺してでも除去した方がいい場合も多いです。ナカティルや勇○とかは攻撃したらだいたいブロックしてきますので戦闘中もしくは戦闘後に除去します。(特にナカティルは後半うっとおしくてしょうがないです)
除去した場合はそこでターン終了になり、場はまっさらな筈です。(ドラストとかは別ですが)
運良く攻撃が成功しターンに出るクリーチャーによってゲームをほぼ制します。
ここででて強い順番は
ギャンコマ>チーフ>マトロン>リングリーダ>その他 になります。
ラッキーの2T目の1撃で出るリングリーダはそんなに強くありません。この時点ではそれなりに土地が欲しいのでリングリーダが出ると若干寒いですし、確率的に土地が見える可能性が高いです。
ここで出るマトロンは割と強いです。土地が場に2枚あればパイルを持ってきてもよいでしょう。ただし、ハンドに土地があれば次のターンを見越してチーフでもOKです。テンポを重視してください。
ギャンコマが出た場合はほぼ勝ちフラグです。コンボ以外には勝率は60%位あると考えてよいと思います。
マナがあれば出せる生物を出してください。損はしません。
3T目の動きです。結構複雑になってきます。
1T目に瓶を出した場合だとエンチャントレスとかのような受身なデッキか相手が事故でない限りまだまだ動く前兆状態です。
場のクリーチャーが全部スルーされた場合4~5点以上ダメージを与えれるようなら攻撃しても良いです。
3マナあり、ハンドにチーフがあれば祭です。必ず出して攻撃してください。
ただし重要なのはチーフの変わりにマトロンがあっても出してはいけません。その他で出せる生物を出してください。
ここでマトロンを出しても結局ハンドに腐るか2マナ以下の生物(パイルとか)に限られ、攻撃できずテンポが悪いです。 これを私は弱いマトロンと考えてます。
1T目にラッキーを出してラッキーが通らなかった場合はこのターン場を構築する事を考えてください。この状況だと手札に1~2枚くらいはゴブリンが居てるはずです。
タイミング的に不毛の大地を使うタイミングでもあります。やれる事をやってターンを終わりましょう。4T目以降も基本的に同じ感じになってきますが、リングリーダで途端にゲームの向きが変わりますので粘りが必要になってきます。ライフは0にならなければいいので減らせる限り減らすのも重要です。
2T目にラッキーの攻撃が通った場合はそのまま勢いに任せてください。
正直Magic簡単になっていると思います。余程の事(銀騎士とかタルモとか)がない場合
圧倒的優位になっていると思います。大体は4~5T目にはケリが着くような形です。
4T目
瓶を出した場合はカウンターを3個にしましょう。3マナ生物が居なくても3にする必要があります。ちなみに薬瓶ゴブリンの本領発揮はここからです。
前のターンに戦長が出ていて生き残っていたらネ申です。
4T目に戦長が場に居る状態で一番強いのはマトロンです。
パターン的に強いのは2マナで出してマトロンを持ってきます。瓶でキャストしてパイル。1マナでキャストして4体で攻撃した場合ダメージは11点になります。
パイルがハンドにあればマトロンでマトロンではなく、3マナ生物を持ってくるのもありです。どのようになっても強いです
この時点で大概のデッキの場合相手のライフが1桁にはなっていると思います。
戦長がいない場合でも大体このくらいになると確率的にマトロンか戦長を引きます。
引きがない場合はご愁傷様とまでは行きませんがかなり辛い状況です。リングリーダに賭けましょう。
ゴブリンの場合引きが死んでいる=土地とか瓶引きすぎって事態なので4T以降にリングリーダを引いた場合高い確率で場に出せる筈です。起死回生とまではいかなくても相手にプレッシャーを与えれます。
ごっつ大まかな説明ですが動きとしてはこんな感じです。
プレイング編と銘打ってますがプレイングに関して具体的な説明を出来ていない感じもしすがそろそろ疲れました。(書き出して1時間弱経過)
最後によくある質問を書いておきます。ちょっと対戦相手を意識して書いてみます。
「薬瓶とラッキーがあるハンドでどちらを先に出せばいいのか。」って話がありますが、私は先手ならラッキー。後手なら薬瓶と思ってます。
青緑とか青緑白のデッキを例に屁理屈的に説明します。
状況は初手にラッキーと瓶があり、土地とかがある状況でこちらが先手の場合とします。
先手1T目のラッキーはかなりプレッシャーを与えてくれます。
耐えかねて打ち出すソープロとかFowを釣るための餌だと私は考えてます。その時点でアドバンテージ稼いでくれてるので計算通り。って考えです。
Fowの場合相手は5枚スタートなので結果的に有利な状況を得れます。
勿論瓶も強いのですが、同じ条件で先手瓶の場合アドバンテージがほとんどないのです。
Fowは飛んできますが、ラッキーほどではありませんし、相手のソープロが4枚と3枚とでは中盤に大きく差が開きます。
で、後手に瓶を出すと大体「目くらまし」をされます。Fowがあったとしても「目くらまし」があれば高い確率で「目くらまし」が来ます。
これも計算通りになります。次のターンに土地置いてラッキー出せば相手の先を取れます。
相手のターンで出てやっかいなのがタルーモですが、タルーモが出た場合は単純に後続を出せばいいのです。タルーモを捌けないなら勿論攻撃しません。次の相手のターンに入っても弐号機の生物か除去がない限り高い確率で攻撃してきませんので、自分のターンが来たら展開できるだけ展開します。すると除去の矛先が変わりラッキーは無視され、結果的に更に展開できる結果になります。
ラッキーを除去されて他の奴をタルモでブロックって状況だとしても土地が数枚あれはゴブリンの展開しやすい場になるので展開さえすれば押し切れる筈です。
出し惜しみも必要なプレイングになってきますので、Magic簡単ではありませんが、逆転する機会がなんぼでもある状況はできている筈なのでいかに相手が嫌がる生物とかスペルをチョイスするかが重要になってきます。(ここが構築編で書いた4枚のスロットル)
以上の屁理屈から俺は先手と後手の瓶とラッキーに違いを感じてます。
必ずしもこのような動きが出来るわけではありませんが動き的にはこんな感じが多いです。
勿論相手のデッキによって色々な戦い方があります。先手1T目ラッキーより瓶優先って事もありますが、基本的には先手、後手で私は違いをつけてます。
そうそう聞きたいことあれば質問してください。
答えれる限り答えます。リアルに解説して欲しい方は土曜日にBIGMAGICででもOKです
では今日はこの辺で。。。、
書きたいけど書いてない事は次回「雑記編」として書きます。
アクセス解析を見たら 「レガシー ゴブリン」って調べてくる人が結構いてるのですが
本当に参考になっているかは怪しいところですww
てか「クローサの戦長 レガシー デッキ」って検索ありましたが、これは何ですかね??
私はレガシーでビーストを使うデッキなんか作った事もないので悪しからず。
さて、本題の「ゴブリン論 プレイング編」ですが、正直プレイングの指南って言葉に表すの難しいんですよね。なので、説明がややこしく、分かり難い内容になると思いますが、ご了承下さい。
前置きはここまでで以下本文
具体的なプレイングの前にゴブリンで重要な事を説明します。
ゴブリンで超重要なのは初手です。初手で勝率が大きく左右します。
(60枚デッキの場合)7枚引いて初手に欲しいと思うカードが来る確率は約33%程あり、1ゲームに3回やれば1枚位は来るやろ!って計算になります。
ゴブリンの場合初手に欲しいと思えるカードは「従僕」もしくは「薬瓶」です。これのどちらかが来る確率は42%位あります。
ただし、マリガンを1回やると上記の2種が来る確率は約39%程度になりますが、それでも十分引ける確率なので初手に「従僕」か「薬瓶」がない場合は1回マリガンする方がいいと思います。(土地0とかなら別ですよ)
とりあえずどちらかがハンドにあり、後続が出そうならキープでOKです。
ただし重要なのが、1R目は初手が良くても瓶がなくラッキーとランド1、その他でスタートは厳禁です。
低マナに偏っているイメージが強いですが、ゴブリンはそれなりに重いのです。右手が光って土地引き続けれればいいのですが、そんな事は稀であり、ラッキーを対処されそのままアボンって事が多々起きます。1R目は2枚か3枚は土地がないとマリガンしても良いと思います。
さて、ようやくですが1T目の動きを解説します。(長かった・・・
1T目は上に書いたとおりラッキーか瓶があればどちらかプレイしましょう。
優先度的に言うと 瓶、ラッキー > ファナ って感じです。
基本的にはこの動きでOKです。ドレッジってわかってるならファナ1択ですけど
2T目は1T目の選択により異なります。
1T目に瓶を出したのなら確実にカウンターを載せ後続を展開できるだけしましょう。
カウンターを恐れてはいけません。瓶から出る生物は相手のエンド時に出しましょう。
ラッキーの場合は攻撃を通す事に専念します。除去を恐れてはいけません。
相手にクリーチャーが出てるなら可能なら除去しましょう。ラッキーを殺してでも除去した方がいい場合も多いです。ナカティルや勇○とかは攻撃したらだいたいブロックしてきますので戦闘中もしくは戦闘後に除去します。(特にナカティルは後半うっとおしくてしょうがないです)
除去した場合はそこでターン終了になり、場はまっさらな筈です。(ドラストとかは別ですが)
運良く攻撃が成功しターンに出るクリーチャーによってゲームをほぼ制します。
ここででて強い順番は
ギャンコマ>チーフ>マトロン>リングリーダ>その他 になります。
ラッキーの2T目の1撃で出るリングリーダはそんなに強くありません。この時点ではそれなりに土地が欲しいのでリングリーダが出ると若干寒いですし、確率的に土地が見える可能性が高いです。
ここで出るマトロンは割と強いです。土地が場に2枚あればパイルを持ってきてもよいでしょう。ただし、ハンドに土地があれば次のターンを見越してチーフでもOKです。テンポを重視してください。
ギャンコマが出た場合はほぼ勝ちフラグです。コンボ以外には勝率は60%位あると考えてよいと思います。
マナがあれば出せる生物を出してください。損はしません。
3T目の動きです。結構複雑になってきます。
1T目に瓶を出した場合だとエンチャントレスとかのような受身なデッキか相手が事故でない限りまだまだ動く前兆状態です。
場のクリーチャーが全部スルーされた場合4~5点以上ダメージを与えれるようなら攻撃しても良いです。
3マナあり、ハンドにチーフがあれば祭です。必ず出して攻撃してください。
ただし重要なのはチーフの変わりにマトロンがあっても出してはいけません。その他で出せる生物を出してください。
ここでマトロンを出しても結局ハンドに腐るか2マナ以下の生物(パイルとか)に限られ、攻撃できずテンポが悪いです。 これを私は弱いマトロンと考えてます。
1T目にラッキーを出してラッキーが通らなかった場合はこのターン場を構築する事を考えてください。この状況だと手札に1~2枚くらいはゴブリンが居てるはずです。
タイミング的に不毛の大地を使うタイミングでもあります。やれる事をやってターンを終わりましょう。4T目以降も基本的に同じ感じになってきますが、リングリーダで途端にゲームの向きが変わりますので粘りが必要になってきます。ライフは0にならなければいいので減らせる限り減らすのも重要です。
2T目にラッキーの攻撃が通った場合はそのまま勢いに任せてください。
正直Magic簡単になっていると思います。余程の事(銀騎士とかタルモとか)がない場合
圧倒的優位になっていると思います。大体は4~5T目にはケリが着くような形です。
4T目
瓶を出した場合はカウンターを3個にしましょう。3マナ生物が居なくても3にする必要があります。ちなみに薬瓶ゴブリンの本領発揮はここからです。
前のターンに戦長が出ていて生き残っていたらネ申です。
4T目に戦長が場に居る状態で一番強いのはマトロンです。
パターン的に強いのは2マナで出してマトロンを持ってきます。瓶でキャストしてパイル。1マナでキャストして4体で攻撃した場合ダメージは11点になります。
パイルがハンドにあればマトロンでマトロンではなく、3マナ生物を持ってくるのもありです。どのようになっても強いです
この時点で大概のデッキの場合相手のライフが1桁にはなっていると思います。
戦長がいない場合でも大体このくらいになると確率的にマトロンか戦長を引きます。
引きがない場合はご愁傷様とまでは行きませんがかなり辛い状況です。リングリーダに賭けましょう。
ゴブリンの場合引きが死んでいる=土地とか瓶引きすぎって事態なので4T以降にリングリーダを引いた場合高い確率で場に出せる筈です。起死回生とまではいかなくても相手にプレッシャーを与えれます。
ごっつ大まかな説明ですが動きとしてはこんな感じです。
プレイング編と銘打ってますがプレイングに関して具体的な説明を出来ていない感じもしすがそろそろ疲れました。(書き出して1時間弱経過)
最後によくある質問を書いておきます。ちょっと対戦相手を意識して書いてみます。
「薬瓶とラッキーがあるハンドでどちらを先に出せばいいのか。」って話がありますが、私は先手ならラッキー。後手なら薬瓶と思ってます。
青緑とか青緑白のデッキを例に屁理屈的に説明します。
状況は初手にラッキーと瓶があり、土地とかがある状況でこちらが先手の場合とします。
先手1T目のラッキーはかなりプレッシャーを与えてくれます。
耐えかねて打ち出すソープロとかFowを釣るための餌だと私は考えてます。その時点でアドバンテージ稼いでくれてるので計算通り。って考えです。
Fowの場合相手は5枚スタートなので結果的に有利な状況を得れます。
勿論瓶も強いのですが、同じ条件で先手瓶の場合アドバンテージがほとんどないのです。
Fowは飛んできますが、ラッキーほどではありませんし、相手のソープロが4枚と3枚とでは中盤に大きく差が開きます。
で、後手に瓶を出すと大体「目くらまし」をされます。Fowがあったとしても「目くらまし」があれば高い確率で「目くらまし」が来ます。
これも計算通りになります。次のターンに土地置いてラッキー出せば相手の先を取れます。
相手のターンで出てやっかいなのがタルーモですが、タルーモが出た場合は単純に後続を出せばいいのです。タルーモを捌けないなら勿論攻撃しません。次の相手のターンに入っても弐号機の生物か除去がない限り高い確率で攻撃してきませんので、自分のターンが来たら展開できるだけ展開します。すると除去の矛先が変わりラッキーは無視され、結果的に更に展開できる結果になります。
ラッキーを除去されて他の奴をタルモでブロックって状況だとしても土地が数枚あれはゴブリンの展開しやすい場になるので展開さえすれば押し切れる筈です。
出し惜しみも必要なプレイングになってきますので、Magic簡単ではありませんが、逆転する機会がなんぼでもある状況はできている筈なのでいかに相手が嫌がる生物とかスペルをチョイスするかが重要になってきます。(ここが構築編で書いた4枚のスロットル)
以上の屁理屈から俺は先手と後手の瓶とラッキーに違いを感じてます。
必ずしもこのような動きが出来るわけではありませんが動き的にはこんな感じが多いです。
勿論相手のデッキによって色々な戦い方があります。先手1T目ラッキーより瓶優先って事もありますが、基本的には先手、後手で私は違いをつけてます。
そうそう聞きたいことあれば質問してください。
答えれる限り答えます。リアルに解説して欲しい方は土曜日にBIGMAGICででもOKです
では今日はこの辺で。。。、
書きたいけど書いてない事は次回「雑記編」として書きます。
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